今日もいつものように7時半の目覚ましを華麗に止め、8時に起きる。 昨日はエアコンが寒くて途中で起きたりしてたので多少寝不足?でも基本熟睡できたから良し。 飯食べた後は10時頃には出発。フルで回ると4時間はかかるという故宮博物院は、地下鉄で台北101駅からずっと乗り続け、台北中央駅も越えて士林という所まで、そこからバスで行くとのこと。 Googleで調べた所、士林までは22分となっていたが、台北中央駅まででそのくらいかかってる感覚がするがなぁ。地下鉄は基本立ちっぱで乗ってるからだろうか。 士林で降りて案内板見てたら、ボランティアの人が寄ってきて故宮博物院ならバスであれかこれかそれに乗れば行けますよと親切に教えてくれる。 天気が悪そうだったが、士林に着いた頃にはもう問題なさそうな、むしろ日傘がいるような晴天に。と言っても、なぜか台湾でまだ青空を見たことがないんだが。そういうもんなの? バス停近くには既に人混みが出来てて、博物院行きだと分かりやすい。故宮行きのバス自体が何本もあるからか、すぐに来て、そんなに混まずに乗れた。 士林は普通のおもちゃ屋やアニメ漫画専門店みたいなのがあって、いい感じに普通の街って感じ。バスから外見てたら和民やモスバーガーなど、日本からここに来ても特に日本食が恋しくなるようなことがない雰囲気だった。 そういえばバスは台湾に来て初めて利用しているが、金の払い方がよく分からなかったが他は大体特に変わりもないバス。後で調べたら、バスによって先払いと後払いがあるらしい。でも観光客には運転手が大体教えてくれるのでそんなに問題ない。 しかし、バスがしょっちゅう急ブレーキして、立ち乗りだとふっ飛ばされるレベル。これは地下鉄でも同じで、特に電車なら単にゆっくりと減速していけばいいものを、キュッキュッキュッと何度もブレーキをかけ、その度につり革に捕まってないと危険なことになる。地下鉄、電車、バス、タクシーと乗ってきたが、台湾の交通機関は全体的に運転が下手。
思ったよりすぐ博物院に到着。バス降りたら暑い。日差しが結構ギラギラしていた。 そして思ったより人がいない。広いから分散しているのか? 中に入ると結構な人混み。入場料は1人NT$250。うちは四人連れなので$1000でちょうどよい。音声案内は$100だったが、自分はそういうのに興味ないのでパス。 博物院内でフリーwifiが使えるとのことなので、登録してみたら確かに普通に使えた。でも展示室でケータイ禁止、写真も当然禁止なのにwifiが使えてもなぁ… 使うけど。 内部で写真撮影はできないので、カメラをリュックにしまっておく。あとペットボトルや瓶の持ち込みもダメとされていたのでこれもリュックに入れておく。 よし準備万端、さて入ろうとしたら入り口で止められ、リュックを預けてこいとのこと。えー、ダメなのはキャリーだけじゃないのかよ。ある程度の大きさのバッグは預けていかなきゃならないらしい。コインロッカーはたくさんあり、且つ使用する$10コインは戻ってくるので安心して使う。 ようやく入れたが、室内は結構涼しく、上着持って来れば良かったかもと若干後悔。あと売店あっても財布も預けちゃったから何も買えないなとか、気に入った作品があっても覚えてられないからメモもいるなとか。後悔しすぎ。 音声案内持ってる組と持ってない組で別行動に。1時間後にロビーということにして閲覧開始。しかし、館内マップも見当たらないし、順路とかも無いし、どこに何があるかもよく分からないので、うん、よく分からない。とりあえずぐるっと回ろうということで近くの展示室から順々に見ていく。 彫刻や焼き物、昔の銅器、仏像などは面白かったが、書や絵画はほぼ素通りだった。だって、特に書なんか何書いてるか分からんし。スーパーレアな文献が!みたいな展示もあったけど、すごいね!レアなんだ!って言いながら高速で移動してた。でも、読める人たちにとってもそんなに興味深いものではないのか、明らかに彫刻とかに比べて人が少なかった。 象牙の彫刻は実際に見ると意味わからんね。なんでそこまでやっちゃったの!?って思うレベル。自分だったら、あれを飾る人にすらなりたくないわ。彫ってみたくはあるが、型抜きで失敗する人にはできない作業だろうな… 象牙だけでなく、水晶にラピスラズリに琥珀に犀の角やくるみ、杏の種など、様々な材質の彫刻があってここは非常に面白かった、が、他の人もそう思うわけで人混みがすごい。近くに寄るのすらなかなか大変だった。 玉石は輪っかの形したのがたくさんあり、特に表面に丸い凸凹を規則的に付けてる奴とか、作ってるのを想像するだけで気が遠くなるほど。 こういう文芸品を今も作ってる人っているのかね… まあ、いるんだろうけど、あの象牙の彫刻とかの技術はどんどん失われていってるのだろうな… 仏像は日本と違って木彫ではなく、銅や石などの固いものが素材だからか、完全な形で残っているものが多い印象だった。太めの大黒天が印象的だったのだが、メモっていなかったので帰ってからググっても見つけられなかった… 2Fは似たような陶器磁器がたくさんあったり、生誕120年の中国絵師の作品展示室があったりした、はず。これもあんまり興味なかったので結構高速に回った。フロア中央部に小さなショップがあったのでそこをブラっと見ていたら約束の1時間が経ったのでロビーに移動。
合流後、もう1時も過ぎていたので、本館4Fにあるレストランに。完全にお昼時なのになぜかすごく空いてる。 そして結構開放的でキレイ。外の景色も見えやすくて、空いてる席使って記念撮影してる客もいたほど。 メニューは定食や飲茶やお茶、だがうなぎ丼とか日本向けっぽいのもあった。台湾茶セット、うなぎ丼セット、Beef Noodle、ロールキャベツ的なものとトロピカル茶、ミルクまんじゅうを注文。 自分の台湾茶セットはチマキと、なんかうっすいスープに肉団子が浮いてるものだった。チマキにはピーナッツが入っててモチモチで美味しかった。 でも注文した店員と、料理を運んでくる店員が別の人で、誰がどれを注文したとか全然伝わってない雰囲気。台湾は店員の仕事によって情報が完全に違ってて、ちょっと効率悪い印象。 トロピカル茶は、茶というより温かいトロピカルジュースだった。これはこれで美味しかったが、茶では無いだろと思った。忘れた頃に自分のセットのデザートであるお茶ゼリーが来た。甘さ控えめの茶ゼリーにコーヒーゼリーに乗せるミルクみたいなのが乗ってた。 全体的に美味しかった。ここは良いね。正直、味よりも並ばなくて良かったことの方が良いんだけど。
ご飯食べ終わったのでまた別行動で観覧。階段で降りて行ったら3Fになぜか行列。見てみたらここが噂の白菜と豚肉らしい。でもまだ2Fの半分くらいしか見てなかったので、2Fに戻って再開した。 とは言え、また書や陶器のエリアだったのでサクサク進む。 3Fに来て玉石の展示に入ったら突然の人混み。明らかにツアー客が押し寄せてきていた。何を見ようとしても前の人の頭が邪魔。解説している人と、解説を聞いている人が全く展示物の前から動かず、それが展示室全体で展開しているので何も見れない状態。結局、人の少ない所だけを見ていくという、なんか悲しい観覧。 この玉石コーナーが人気あるからずっと混んでるのかと思ったら、奥から戻ってきた頃にはツアー客の波が去って一気にガランとしていた。もうさぁ、一度に入れるツアー客の数制限するとかしろやぁ… 次の展示室に移動してたらなんか謎の長蛇の列。 これが…まさか白菜?さっき見た時はまだ現実的な列だったのが、今見たら列の終わりが見えない。追っていったら、白菜の対角線上の展示室まで続き、最後尾は階段まで達していた。アホか。アホだ。ほとんどがツアー客。 ほんとに、ツアー客と個人客を分けるとかしてくれよ。意味わかんねえよ。 これに並んだら2時間くらい待ちそうだったので、どうせ白菜だし、豚肉だし、ということで諦める。他の残りの展示室を見てから皆でショップを冷やかし、特に買うものねえな、という結論に達し、出る。
でも、さすがにこの規模でショップがあれだけということはあるまいと思ったら、やっぱり地下1階に巨大なショップがあった。しかし、このフロアは同時にツアー客のバス乗り場及び集合所になっており、人多すぎのカオス。そしてそういう輩が暇つぶしのようにショップにいるため、無駄に混雑している。 正直、展示されている白菜のすごいところは翡翠で白菜を模しているところであって、プラスチックで白菜の形を作ってもただの白菜なので、美術品ではなくただのシュールな小物だ。なので、結局ショップでは何も買わなかった。 東京に故宮博物院の展示が来た時にも白菜が別館展示で、ウン時間待ちだったので見なかったが、わざわざ本場に来ても見ないことになった上にお土産すら買わないとは思わなかったわ。 まあ、とりあえず象牙の丸い彫刻は見れたのでOK。あれはすごかった。 帰りに庭園も寄って行こうかと思ったが、数時間の博物院巡りで足が疲れたので帰ることに。 また同じバス停で、似たようなバスに乗る。運転手が士林行き!と叫んでくれたので分かりやすい。今度はほとんど空いてたので余裕で座れた。 士林に戻り、駅から中山駅の一つ手前、響き的にはシャングリラと聞こえる駅で降りる。
目をつけていたパイナップルケーキの店がこのあたりにあるらしい。 目当ての洋菓子屋を見つけたら、パイナップルケーキ専門店とかではなく、普通のスイーツショップ。日本のと同じようなモンブランやケーキがあり、普通に美味しそうだった。値段もまあ、似た感じ、と言うかちょい高かったけど。 チェックしていた台湾ブランド店も見つけたが、ほんとに高級ブランド店!みたいな店構えだったこともあり、寄らずに別の雑貨店を目指す。 ここで疲れた組がAfternoon Teaに吸い込まれていったので別行動。 お目当てのLoopy(鹿皮)という店は、狭い路地の狭い階段を上った二階にあり、知らずにキョロキョロしてるだけだったら絶対に見つからないと思った。でも店はなかなか良いものが多く、バッグとか欲しくなった。でも若干可愛すぎたのがネック。あと、店内が暑いのも。 財布代わりにするための小物入れを買う。入れ違いに同様にガイドブックを参考に探しに来たと思われる日本人の女の子3人が、え〜、ここ〜?みたいな半信半疑な感じに店に入っていった。やっぱ、ガイドブックの威力はすげえな。 あと二つ、目星をつけていた店があったので巡る。2つ目は入ってみたらお茶と石鹸と小物、みたいなところだったので早々に退散して隣の3つ目のMOGUという店に。 ここはまた結構いい感じの小物やバッグや服があるが、やっぱりカワイイ系なんだよな。それでも欲しくなってしまう可愛いもの好きの自分が憎い! リュックや服に心惹かれたが、さっき諦めたバッグが$1400だったのにここのは軒並みお高く、$3000とかしたので悩んだ挙句諦めて合流しに戻る。 まだAfternoon Teaにいた組と合流し、自分らも糖分補給としてモンブランやロールケーキを頼む。でかい。日本で頼むのの二倍はある。そして味は普通に美味しいモンブランでした。台湾はイイネ!スイーツ的な観点で! さっきの小物店にまだ未練があったのでまた行くことに。 さっき気になって結局買わなかった小さい羊毛フェルトのがま口みたいなのをこっそり買って、あとは他が買い物してる間、店が暑いので外の公園でまったりしていた。この時期は、店内が暑いのが問題だな。普通クーラーなんて付けてないし。 しかも3月というのに蚊が飛んでて不快。店で一匹叩き潰してやった。 故宮よりもよっぽど良い買い物をして帰途に着く。ここからホテルに戻るには地下鉄一本乗るだけなので便利。 ちょっと休んでからまた101の地下のフードコートに夕飯に行くことにする。フードコートでは無料の飲料水とか無いので、部屋からちゃんとミネラルウォーターを持っていく。 日本食シックになっていた人のために今日は日本食にすることに。フードコートにはラーメン屋と日本食屋があり、日本食屋に決めたが、なんか二種類のメニューがあるような雰囲気。よく分からないのでとりあえず入店したら、さっきカウンターで見ていたメニューより圧倒的に高いし、品数も少ない。自分は牛丼にしようとしていたのに店内用単品メニューにない。聞いてみたら、店内スペースを使うなら基本、お高い定食だけとのこと。何やて。しかも刺身定食は$1200とかなってるし。なんでフードコートで一食5000円とかするねん。意味分からん。 店外のフードコート席を使うと、安い料理を注文できるようだ。同じ店なのになんでこんなややこしいことを… とんかつ定食、鍋焼きうどん、そして自分用に牛丼にしたら、一番簡単そうな牛丼が一番遅かった。なんで遅いのかと思ったら、単にご飯の上に出来合いの具を乗せる牛丼ではなく、完全に牛肉を使った親子丼だったからだった。まあ、美味しかったけど、牛丼だというのに一口目に口に入ったのが白菜という時点で違和感は感じた。 食後はアイスやジュース。こんなにジュース屋があふれているとついつい買いたくなってしまう。この前バブルティー頼んだ店でSugar Cane Latteを買ってみた。飲んでみたらまあ、サトウキビ!ラテ!って感じだった。要するに砂糖水。不味いとかじゃないけど… これがTop5の人気メニューなのか… 明日はもうあんまり行きたい場所がなくなってきているので、まだ行っていない101タワー展望台とか、この近くにあるデパート的なものに行こうかとか計画している。 しかし、台湾は着いてからキレイに青空が見えたことがないので、展望台に登る価値はあるのだろうか。むしろ夜景の方がいいのかもしれない。 ・故宮博物院での注意点 色々と感じる所があったので、故宮博物院における注意点を列挙してみた。
by papalonia2
| 2015-03-20 23:59
| 旅行記
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